広川智理

広川智理ひろかわともさと

(株)プラッサム　代表取締役／ ITコンサルタント

広川智理

大学卒業後24年間、製造業でIT（情報システム）の構築や保守運用に関わり、その後約15年間はその経験を基にしたコンサルティング業務に携わっています。
そうした経験から常に思うことは、国内のIT投資を何とかしなければということです。国内企業の多くでは、売上高の約1%ものIT予算を組みながら、経営（利益）に貢献しているITは非常に少ないのが実態です。私のすべての講演はこの熱い思いをベースにしており、経営に貢献するITを少しでも増やすお手伝いをしたいと考えています。
私自身の特徴ですが、ギャラップ社の診断によりますと、私の上位5つの強みは、協調性、思いやり、責任感、最上指向、伝達能力です。

講演ジャンル

ビジネスＩＴ・ＩＣＴ

出身・ゆかり

専門分野

ベンダーマネジメント／IT投資管理／ITコスト削減／見積り妥当性／IT契約／ベンダー選定／プロジェクト管理／RFP

ご相談は無料です。

03-5422-9188 電話受付時間月～金 10:30～17:00

業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。

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経歴

1977年: 電気通信大学電子計算機学科卒業
日本電気(NEC)に入社、経営情報システム本部に配属
1985年: 国内NECグループ各社のソフトウェア品質管理大会にて優秀賞を受賞
1987年: NECアメリカ社の販売拠点（バージニア州）に出向し、現地の販売管理システム等の再構築等を実施
1989年: グローバルなNECのソフトウェア品質管理大会にて最優秀賞を受賞
NEC本社IT部門に帰任
1996年: NECアメリカ社NY本社にIT managerとして出向
1999年: NEC本社IT戦略部に帰任
2001年: NECを退職し、ITコンサルティング会社ITRに転職
2013年: ITRを定年退職
2014年: ITコンサルティング会社として(株)プラッサムを設立

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主な講演テーマ

IT導入で成功するためのベンダーマネジメントのツボ

ITの導入において最も重要なことは、その目的である投資効果を確実に出すことです。しかし、私がベンダーマネジメントのお手伝いをしてきた多くの大手企業でもQCDの管理がおおよそベンダー任せになっており、その発注者としての管理が十分ではないと日々感じています。確かに多くは「請負契約」になっており、完成までベンダーに任せておけば良いのですが、実態はどうでしょう。
発注者側は依頼した内容（要件）を頻繁に変更（追加を含む）しますし、ベンダー側のPM（Project Manager：プロジェクト管理者）には残念ながら優秀と言われる人材は非常に少ないのが実状です。またそうしたPMに対するベンダー社内のサポートも十分とは言えません。それでもプロジェクトとしてQCDがしっかり守られてプロジェクトが成功裏に終われば良いのですが、なかなかそうは行きません。
私の講演ではIT導入のプロジェクトにおいて、ベンダー探しからシステムの稼動開始、保守運用までのベンダーと関わるすべての接点と、それぞれの接点で何をしておくべきかを流れに沿って具体的に解説します。

IT投資効果を最大化する

国内企業の多くでは、売上高の約1%ものIT予算を組みながら、経営（利益）に貢献しているITは非常に少ないのが実態です。私の講演ではその原因を明確にして、各社で何をすべきかを分かりやすくお伝えします。
まずどのようなITを導入するかですが、依頼する側がしっかり完成予想図を描けていないことが殆どです。何が欲しいかを聞いて作る側は、多くの場合聞き取り能力が欠けているにも関わらず、聞いて自分が理解したことを疑いもせず正しいと思い、それを基にシステムを作ります。これでは作って欲しい側の真の要求には応えられません。
また、システムの開発が始まると、所期の投資目的（目標効果）が忘れられてしまい、期日までに完成させることが目的化してしまいます。また、現場のユーザーの声が優先されてしまいます。これでは所期の目的を達成することはできません。
こうした問題点を正しく理解して頂き、IT投資効果をきっちり出すには何をすべきか、どうすべきかを理解して頂きます。

研修内容

IT導入を成功させるために

ジャンル: ：IT, IT投資管理, ベンダーマネジメント
聴講対象者: ：企業のIT部門、情報システム子会社に在籍中の方々

IT投資を成功させるための重要ポイントを実例を交えながらお伝えします。
※ 研修内容（演習を含む）につきましては、個別にカスタマイズさせて頂きます。
【主な内容】
・ベンダーマネジメント（RFI/RFP作成、ベンダー選定、IT契約、見積り妥当性評価、プロジェクト管理、保守運用契約見直し等）のあり方
・IT投資管理のあり方
・要求管理（要件定義）のあり方