1949年福岡県出身。高校卒業後、プロのミュージシャンを目指して上京、バンド活動の傍ら、吉野家のアルバイトとしてキャリアをスタート。アルバイトからトップに上り詰めた叩き上げの経営者として知られる。
1980年吉野家の再建を主導し、1992年に42歳の若さで社長に就任。在職中は牛丼価格280円への挑戦・BSE問題・牛丼業界価格競争等、強いリーダーシップで勝ち抜き、元祖牛丼店「吉野家の灯り」を守り続けた。2014年5月に吉野家ホールディングスの代表取締役を退任。若い後進に道を譲る。現在は名誉会長として、若い世代に自身の経験を伝えるため、精力的に活動。2016年9月、日本経済新聞の名物コラム「私の履歴書」に1ケ月間掲載。
現在は、企業再建・承継コンサルタント協同組合特別顧問や新潟食料農業大学客員教授等の活動を通じて地域に貢献している。
主な著書として『大逆転する仕事術』(プレジデント社)『吉野家~もっと挑戦しろ!もっと恥をかけ!』(廣済堂出版) 『吉野家で経済入門』(日本経済新聞出版社) 『逆境の経営学』(日経BP社)等がある。
講師のおすすめポイント
- アルバイトからトップに上り詰めた叩き上げの経営者
- 倒産、BSEなどの様々な危機を乗り越えてきた実績
- 経営の実体験に基づいた講演
おすすめポイント
日本経済新聞の名物コラム「私の履歴書」に掲載される。時代を代表する著名人が半生を語る同コラムでは、毎月1か月間、一人の人物を取り上げ、特集している。
読む講演会!クローズアップパートナー
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- 「創業以来のバリューを、未来につなげていきたい。」
- 講演内容を文章で一挙公開!“読む講演会”クローズアップパートナーの第13弾は、安部修仁氏に登場していただきました。講演テーマは「V字回復の軌跡」。安部氏の経験と言葉から、たくさんのことを学ぶことができます!
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経歴
- 1949年
- 福岡県出身
- 1967年
- 福岡県立香椎工業高等学校卒業
プロのミュージシャンを目指し、上京
アルバイトとして吉野家でのキャリアをスタート - 1972年
- 吉野家創業者 松田瑞穂氏に採用され正社員として吉野家に入社
- 1980年
- 吉野家 会社更生法の適用を申請
- 1983年
- 取締役開発本部長に就任
- 1987年
- 会社更生手続き終了
- 1992年
- 吉野家ディー・アンド・シー代表取締役社長に就任
- 2000年
- 東証一部に上場
- 2004年
- BSE問題に端を発した米国産牛肉輸入禁止措置により牛丼販売を休止
- 2006年
- 牛丼販売を部分的に再開
- 2007年
- 純粋持ち株会社制に移行
吉野家HD代表取締役社長に就任 - 2008年
- 牛丼の24時間販売を再開
- 2010年
- 事業会社「吉野家」の代表取締役社長に復帰
- 2012年
- 吉野家HD代表取締役会長に就任
- 2014年
- 5月 吉野家HDの代表取締役を退任
8月 事業会社「吉野家」の代表取締役社長を退任 - 2024年
- 吉野家HD名誉会長
主な講演テーマ
BSEショックを乗り越えた吉野家の「同じ方向を共有する組織づくり」
BSEショックを乗り越えた吉野家の「同じ方向を共有する組織づくり」
- ジャンル
- :組織作り/マネジメント
BSE問題に端を発した米国産牛肉輸入禁止措置において主力商品である牛丼の販売を休止。豚丼など新メニューを打出すが客足は遠のくばかり。他国産牛肉を輸入するという選択肢もあったが、安部氏は「期待を裏切らないというのはうちの必須条件だ」という顧客と商品に対する強い信念のもと、米国産牛肉にこだわった。焦る社員達へは「牛丼への依存心を断ち切り、与えられた条件下で軌道に乗せる活動に集中しろ」と檄を飛ばし、社員一丸となって難局を乗り越える。「組織が一体感を持ってある方向に向いていれば、決定的にダメになるということはない。」社員と商品を信じ続けた安部氏の言葉である。BSEショックという経営危機を乗り越えるに至った吉野家のDNAと経営者の役割を伝える。
ミスター牛丼が語る「組織をまとめるリーダーシップとコミュニケーション」
ミスター牛丼が語る「組織をまとめるリーダーシップとコミュニケーション」
- ジャンル
- :リーダーシップ
過度な急成長の末、倒産に至った吉野家。その後、経営再建を主導した安部氏は、「倒産という希望の全く無い環境での活動が、自身のリーダーシップを養った」と言う。そしてそのリーダーシップは、BSEショックへの対応時にも遺憾無く発揮された。倒産により社員が次々と辞めていく一方、営業活動を維持するためにいかに部下のモチベーションを引き出したのか。BSEショックにより主力商品である牛丼の販売を停止し、現場が混乱する中で、いかに組織をまとめあげたのか。危機において何を考え、何を実行したのかを振り返りながら、リーダーの在り方について伝える。
吉野家の事業承継~後継者に求められるもの~
吉野家の事業承継~後継者に求められるもの~
- ジャンル
- :事業承継/後継者
事実上の創業者である松田瑞穂氏の後を継いで社長を務め、また自身も65歳で経営の第一線を退き、若い後進にその道を譲った安部修仁氏。その経験・教訓から「後継者を育てるには10年、10億かかる」「後継者はマネジメント能力重視ではなく、リスクテイクできるかどうかで選ぶべき」と言う。事業を受け継ぐ側、そして任せる側の2つの立場を経験した安部氏が、吉野家の事業承継ストーリーから、事業承継のポイント、後継者に求められる資質、またその育成方法について伝える。
「うまい、はやい、やすい」から「うまい、やすい、ごゆっくり」へ~時代の変化に対応する吉野家の価値設計~
「うまい、はやい、やすい」から「うまい、やすい、ごゆっくり」へ~時代の変化に対応する吉野家の価値設計~
築地魚河岸の一号店から始まった吉野家。築地市場の舌が肥え、忙しく働く人々から支持を得ようとしたことから、お馴染みの「うまい、はやい、やすい」という吉野家の価値は生まれた。この3要素のバランスを時代のニーズとともに変化させ、現在は「うまい、やすい、ごゆっくり」というキャッチフレーズを打ち出している。常に時代の変化に対応し、牛丼1杯の品質にこだわり続ける吉野家の価値設計について伝える。
「人を大切にする」吉野家の人材育成
「人を大切にする」吉野家の人材育成
- ジャンル
- :人材育成
あまり知られていないが、吉野家は“人”を育てることに、多くの経営資源を割り当てている。安部氏自身も“オヤジ”と慕う創業者・松田瑞穂氏の薫陶を受け、様々な経験と教育機会を与えてきた。伸びしろが期待できる論理性を兼ね備えた人材の採用や、ハイレベルな勉強会をはじめとした入社後の積極的な成長機会の提供等、吉野家の人材育成の仕組みを伝える。
ミスター牛丼の人生と仕事観~人生万事塞翁が馬~
ミスター牛丼の人生と仕事観~人生万事塞翁が馬~
- ジャンル
- :人生論/仕事論
- 聴講対象者
- :学生/若手社会人
アルバイトからトップに登り詰めた安部修仁氏。目の前の仕事に全力で取り組み、創業者・松田瑞穂氏の目に留まる。その後、数々の伝説を築きあげ、気が付けば、トップとして吉野家を引っ張っていた。「チャレンジ精神こそが人を大きくし、会社を大きくする」と言う安部氏。自身の置かれた環境において若い頃に挑戦し恥をかくことの大切さと、仕事や人生を面白くするコツを伝える。
※その他、主催者様のご要望に応じて、講演テーマ・内容のご相談も可能です。
主な実績
講演実績
産経新聞社/日経BP社/商業界/福岡商工会議所/岡崎商工会議所/一般社団法人日本フードサービス協会/一般社団法人東京ニュービジネス協議会/東大理工学部/一橋大学/西武文理大学/日本大学/その他多数
テレビ
NHK | 先人たちの底力 知恵泉/ |
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BSジャパン | 日経プラス10/ |
RKB毎日放送 | みんなの青春のぞき見TV TEEN!TEEN!/ |
ラジオ
TBS | 嶌信彦 人生百景/ |
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新聞
日経新聞 / 産経新聞 / 読売新聞 / 朝日新聞 / 毎日新聞 /
雑誌
フォーブス ジャパン / 東洋経済 / 日経トレンディ /
本
- 『大逆転する仕事術 就職、倒産、BSE問題、現在...』(プレジデント社)
- 『吉野家 ~もっと挑戦しろ! もっと恥をかけ!』(廣済堂出版)
- 『吉野家で経済入門』(日経BPマーケティング(日本経済新聞出版)
- 『吉野家 安部修仁 逆境の経営学』(日経BP)
- 『吉野家の経済学』(日経BPマーケティング(日本経済新聞出版)
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
お問い合わせください。 -
(30万以上~60万円未満の範囲です)
お客様の声
吉野家安部氏が語る2度の苦難を乗り越えた「逆境に強いチーム作り」と「リーダーシップ」
講師安部様の深みと説得力のある講演もさることながら、お人柄にも感銘を受けました。 | 100点 |