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小田愼吾

小田愼吾小田愼吾おだしんご

小田技術士事務所 代表/ 技術士(化学部門)

小田愼吾

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1部上場企業で、エアバッグ用インフレータのビジネスを22年間行ってきた。その間、インフレータの設計・製造工程開発の責任者を12年、品質保証の責任者を9年経験し、自動車分野の品質保証システムであるISO/TS16949(現IATF16949)を導入した。また、海外拠点が自動車会社の工程監査を受ける際の事前チェックや、監査に同席するなど経験豊富。
講演では、史上最大のリコールと話題になっている自動車会社のエアバッグインフレータのリコールについて原因解析し問題点をお話しします。さらに、同じ間違いを繰り返さないために、技術者がなぜなぜ分析を使って本質を見抜く力をつけることを技術者倫理の観点から講演する。

講演ジャンル

出身・ゆかり

専門分野

自動車部品/品質保証/火薬技術/金属腐食

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経歴

1974年
京都大学工学部石油化学科卒業 
1976年
東京大学大学院工業分析化学専攻 修士課程修了
ダイセル株式会社(現株式会社ダイセル)入社  中央研究所に2年間研修配属 
1978年
ダイセル大竹工場に配属し、過酢酸によるエポキシ化合物の製造プロセスを開発した。具体的には、LED封止剤としてのエポキシ化合物などがある。 
1984年
ダイセル東京本社研究開発企画部に異動し、通産省大型プロジェクトC-1ケミストリーの本社窓口を担当しつつ、新素材を調査した。 
1990年
ダイセル総合研究所に異動し、有機合成・触媒研究所長として、一酸化炭素を用いた有機化合物製造のプロセスを検討した。酢酸合成プロセスの水低減による省エネルギー等を行った。 
1995年
ダイセル播磨工場技術開発センターに異動し、インフレータの開発責任者として従事した。
ISO-9001の導入やQS9000、ISO/TS16949を導入し、2000年からダイセルセイフティシステムズの取締役に就任した。 
2007年
設計担当から品質保証担当に異動した。
自動車会社の品質不具合に対する要求が一段と厳しくなり、それらに対応した。 
2016年
技術士(化学部門)登録。 
2017年
株式会社ダイセルを退任し、同年に小田技術士事務所を設立し、史上最大のリコールであるT社の不具合の原因を解析。 

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主な講演テーマ

史上最大のリコールの原因解析

史上最大のリコールの原因解析

エアバッグ業界でトップを走っていた自動車会社が、なぜ会社が無くなるような失敗をしたのか。公開された報告書に記載された事実をまとめることで、技術者がどのように失敗したかをご説明します。そのうえで、再発を防止するためには、普段からの習慣づけが重要であることをご説明します。

なぜなぜ分析のすすめ

なぜなぜ分析のすすめ

なぜなぜ分析は、トヨタ自動車が開発した不具合原因解析手法である。最近、なぜなぜ分析が一般的になってきているが、自動車会社の手法は一般公開されておらず、各社によって異なる。そこで、エクセルを用いた解析手法を考案したので解説する。

主な実績

講演実績

株式会社ダイセル/京都技術士会/日本技術士会応用理学部会他

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