―いま、「主体性」がキーワード。すべてのシーンで自発的に動ける人材が求められている。
いま、「主体性」が企業で重要なキーワードとなっています。
講演・研修のお問い合わせも、さまざまテーマを掘り下げて課題を伺うと社員の主体性や積極性が低く、そのためにチームワークや組織パフォーマンスに問題が発生しているようです。この「主体性」についての問題の特徴的なところは、職位に関係なく起こっているということです。若手・中堅社員においても、管理職においても同じ「主体性」に関する問題が起きており、それぞれが企業のターニングポイントになっているのです。講演依頼.comでは、「主体性」が課題になっている背景やその解決となるおすすめの講演をご紹介します。
◆社員に「主体性」が必要な理由◆
社員の「主体性」のなさが企業の大きな課題になっていますが、その問題がどんな背景により起きているのかをもう少し詳しく分析してみました。
さまざまな職位で問題視されている「主体性」のなさですが、同じ問題点ではあるものの、問題が起きる背景や原因は、職位によって異なります。分析してみると、(1)若手・中堅社員 (2)部課長 (3)役員の職位で背景と原因が大きく3つにわかれているようです。
まずは、若手や中堅社員の間で問題視されている「主体性」について。この層については、現状まさに目の前で起きている問題・課題といってよいでしょう。組織では、社員ひとりひとりに目標が与えられ、その目標を常にクリアし続けることが求められます。そして完全ではないものの、一時期の成果主義制度を残し、管理職のほとんどがプレイングマネージャーとなった組織では、どうしても自分の目の前の目標だけを追い求めることに集中せざるを得ない状況を生み出してしまいます。自分の目標さえ達成できればそれでいい。チームで働いていても、チームとして仕事を考えられない、チーム全体を考えて、今自分に何ができるかということを考え行動に移せないということが、チームのパフォーマンスを高めていく上での問題になっています。
二つ目の部課長クラスでの「主体性」の問題は、若手・中堅社員の問題が目の前に突き付けられた問題であるのとは違い、これからの企業の発展に大きく関わる将来を見据えた際の問題といえます。今後の企業は、事業を発展させていくにあたり、ますます外部との連携が必要になり、またクラウドソーシングを進める方向へ向かうでしょう。その中で、企業に所属する社員は大手であってももっと自身の価値を高めていかなければ、キャリア形成もままならないばかりか、居場所を失うことになります。またそうした方向へ世の中が向かう中で、組織の業績を上げていくには、部課長クラスが積極的に新規事業を見つけたり、社内の別の部署・部門とのシナジー効果を高めていくことも重要な動きのひとつといえるでしょう。しかしながら、現状の部課長クラスの社員には、そのポジションに任命されたことで満足し、日々の仕事をこなすだけになっている社員も少なくありません。また幹部に関しても、レベルの違いはあれど、同じことが言えるようです。
企業では、こうした「主体性」がこれからの組織に必要な人材を育てる重要な要素と認識し、さまざまなアプローチにより主体性の向上を促しているのです。
自身の数々のどん底経験をさらけ出し、受講生の「あるある」共感を引き出しながら、失敗体験からの気づき、学びを変化・成長へと繋げる。人を育て、活かす「楽学スタイル」を提唱する人材育成トレーナー。
1974年、大阪生まれ。25歳の時に家業が倒産。企業経営において、教育、人と人の繋がりの大切さを痛感する。大手経営コンサルティング会社で10年間、人材育成のノウハウを学び、2011年より組織・人材育成企業、株式会社エナジーソースを設立。年間100社を超える企業・団体にて講演を行い、研修においては10数社を顧客に持つキャンセル待ちの人気講師。
>>詳細プロフィール、講演テーマ、講演依頼はこちら
ご相談は無料です。ご連絡はお気軽に。
業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や講師のイメージなど、お決まりの範囲で構いませんので、お気軽にご連絡ください。
保存できる検索条件は10件までです。
講演ジャンル | 予算 | 出演形式 | 性別 | 地域・ゆかり | 講師名・キーワード |
---|
0/10
講師が入っておりません
3/10
候補に入れました