人は何のために言葉を用いて話すのでしょうか。自分の口から発する言葉の意味や役割について、もう一度考えてみませんか。
例えば一対一の上司と部下のコミュニケーション、組織をまとめるためのリーダーとしての話し方。意外と本来の意味についての理解が薄れたり、目的が定まっていなかったりという状況が多くあるように見受けられます。意志を伝える場面なのか、協力を求める状況なのか、お互いを理解しあう時間であるのか。本来はその都度、異なる目的やゴールのために工夫や使い分けが必要であることに対し、一つの進め方のみになっていないでしょうか。発せられた言葉の受け止め方、聴き方も同じです。自分の話し方や聴き方の癖を再認識し、個人や組織の成長にも大切なコミュニケーションを改めて学んで頂ける内容です。

女性アスリートがオリンピックで活躍することは今では当たり前になりましたが、1896年アテネ大会では女性の参加が禁止されていたなど、スポーツの世界には、ジェンダー不平等が歴史的背景に色濃くあります。しかしながら、2021年の東京大会では参加選手の男女比はほぼ半々となり、約1万1000人のアスリートの49％が女性という史上初の「ジェンダーバランスの取れた」大会を開催するまでになりました。日本のジェンダーギャップ指数など女性活躍推進に関する順位は、世界的にもレベルが低い状況が続き、世界から認められる公平な国や組織になることが求められています。多くの人にとって身近なスポーツの世界を例に挙げ、ジェンダー平等を推進するためのヒントやコミュニケーションについてお話しします。

ライフステージ毎に向き合うイベントや課題が変化する女性。今でこそ男性育休という言葉を耳にするようになりましたが、産休・育休に入ると女性のキャリアが停滞するイメージは未だにあるものです。しかし、多くの女性たちが感じてきた停滞感のある日々は、タイムマネジメント能力やタスク管理能力を高めながら自分の強みを見つけることができる時間でもあります。私自身も40歳間際で出産後、キャリアの停滞感を経験しましたが、日々の中で誰かの役に立つことやサポートするということの魅力に触れて仕事の幅を広げるきっかけになりました。大学院へのチャレンジも育児がなかったらしていなかったことであり、今の働き方はなかったでしょう。キャリアとライフを自分らしく融合させながら女性が幸福度を高める働き方について実体験を交えてお伝えします。

いつの時代も日本人の心のよりどころとされてきた寺社仏閣。近年、老若男女問わず寺社めぐり旅を楽しむ人が急増しています。
本講演は、日本人の旅の原点「お伊勢まいり」、神社お寺での作法にまつわるあれこれ、御朱印巡り、七福神めぐり等に触れ、寺社旅の歴史的な背景や豆知識について、皆様に更に興味を持って頂き、寺社旅がより思い出深いものになるような内容となっています。

＜詳細＞
●日本人の旅の原点「お伊勢まいり」
現代では当たり前になっている「旅」。日本人にとっての旅の原点は伊勢神宮を目指した「お伊勢参り」と言われています。当時のお伊勢参りとはどんなものだったのか、どんな思いで人々はお伊勢参りをしたのでしょうか。

●神社お寺での作法にまつわるあれこれ
私たちが日ごろ寺社仏閣を参拝する際、なんとなく当たり前にしている「二拝二拍手一拝」や鐘や鈴を鳴らすこと、お賽銭など。そもそもどんな意味があって、いつからされていることなのでしょうか？ひとつひとつの行動の意味を知るとより寺社めぐりが楽しくなるはずです。

●近年人気の御朱印巡りという寺社旅
寺社仏閣には300円程度のお布施や初穂料で頂ける、墨による手書きの文字と朱色の印が押された御朱印というものがあります。近年、その御朱印を頂く楽しみを含めた寺社旅をしている方が増えています。それぞれの寺社にゆかりのある内容が記されているともされる御朱印とはどんなものなのでしょうか。そして今注目を集めているご朱印とはどのようなものなのかご紹介します。

●七福神めぐり
全国数百ヶ所あるといわれている七福神めぐり。おめでたいものとしてお正月のイメージがありますが、実際には一年中楽しめるものもあります。寺社仏閣両方をめぐれ、エリアが狭く、お散歩気分で集めることができるものが多い七福神めぐりとはどんなものなのかお伝えします。

※その他のテーマも承っております。詳細は弊社までお問い合わせください。