飲食店の経営においては業績を伸ばしていかなければなりません。しかし、業績をアップしなさいという経営者は多いけれどなぜ業績を伸ばさなければならないのか。そもそも業績とは何か？ということを明確に伝えていない経営者がほとんどです。業績アップのマネジメントとは、結局「何のために業績アップするのか」という使命感が必要であり、そのために３つの切り口からそれぞれのメカニズムを分析していきます。集客のメカニズムとは、一言で表現すれば再来店のお客様を増やし続けること。ではそのために何をすれば良いのかをセミナーにて解説していきます。収益のメカニズムとは、コストコントロールをすること。目的は利益を出すため。決して節約することだけではありません。節約は大切ですが、節約には限度があり、経費がゼロになるわけではありません。収益向上のメカニズムとは、集客のメカニズムと収益のメカニズムを構築していくためにリーダーが社員さん、アルバイトさんのモチベーションを高くすること。そのために必要なリーダーの条件を解説していきます。

飲食のフランチャイズビジネスにおいて重要なことをそれぞれの立場から分析していきます。私自身が同じ店舗をフランチャイザーもフランチャイジーもそれぞれの経験・体験を通して感じたことを解説していきます。フランチャイザーとして圧倒的なブランド力をつけること。圧倒的なブランド力とは集客力。集客力とはいかに再来店していただけるのか。フランチャイジーとしては教育力がもっとも重要なポイントになります。教育力があればメガフランチャイジーになりえます。逆に、この教育力、モチベート力が減少するにつけて業績が悪化していきます。では、どうすれば良いのかを講義形式で行ってまいります。

フードビジネス専門塾とは、飲食業界におきましては近年様々な業態の店舗が展開されておりますが、その求人内容はほとんどがパートもしくはアルバイトです。そのため各学校において飲食業に対する進路指導は敬遠されており、職業として飲食業を選択する学生は極めて少ないのが現状です。一方アルバイトやパートで勤務される若い方は多いのですが、大半である学生の方々は卒業と同時に飲食業以外の業態へ就職するのが通例で、アルバイトは卒業までと割り切っておられる方が圧倒的です。そのためこういったスキルを身に付けた人達が飲食業を担う人材に繋がらず、企業側にとっても店長クラスのスタッフが不足するという問題が生じております。また繁華街で勤務時間も遅い飲食業においては、明確な目的がなくただ収入を得るためという動機では、様々な誘惑に流され規則正しい生活を送れなくなることも心配されます。事実、飲食業に従事することを反対される親御様も少なくありません。そこで仙台フードビジネス専門塾では各カリキュラムを通じて、まず「店長又は独立して店舗を経営する」という明確な目的を持っていただきたいと考えております。店舗責任者としての能力を身に付けることで安定した雇用契約と収入を得ることが可能となりますが、そのためには接客サービスに加えて、在庫管理や原価計算、そして収支バランス等、店舗経営に必要とされる知識を習得する必要があります。

居酒屋甲子園とは、居酒屋業界が活性化することによって日本を元気にしたいという20代30代の若手経営者が立ち上げた団体です。これまで日本の働く人々の「心」を支えてきたのは居酒屋だったと思います。居酒屋は「夢を語る場」「人生を学ぶ場」「自分を語る場」など明日も頑張る為の必要不可欠な場であるのではないかと思います。例えば、居酒屋で働く人々が元気であれば、お客様も元気になるかと思います。「うちのお客様には、翌日また仕事に取り組む活力を得て頂きたい！」その様な形の社会貢献ができれば、と私どもは居酒屋を経営しています。しかしながら、残念ながら私ども外食業界は「職業としての地位」が非常に低い産業と位置づけされています。私達はこの外食の「職業の文化」、居酒屋の「職文化」を向上させたいと思っています。人々に活力を与える、この素晴らしい職業を「誇りに思える」業界にしたいと思っています。日常社会においては、今まで相手を負かすことが勝ち方の基準であったと思います。まず外食業界から「一緒に成果を出していく（共に勝つ）」という事を追求したいと思います。居酒屋に働く全ての人たちが「勝つ」ことを達成したい、「勝つ」とは「目標達成すること」「夢に近づくこと」「成長のきっかけを得ること」。「甲子園＝決勝戦（壇上）」発表を見て、それぞれが学び刺激を得るイベントです。